薬剤師派遣のメリットとデメリットは?
以前は、派遣で働くことは、決して良い印象ではありませんでした。正社員として職につけないから派遣で働く、というイメージが根付いていたのです。しかし時代の流れとともに、少しずつ世間の考え方や捉え方が変わってきました。今や、派遣社員はある意味ステータスをもち、労働形態の一つとして地位を確立しています。
派遣薬剤師のメリットをあげると、もちろん条件次第ですが、正社員と変わらないほどの年収を稼ぐことも可能です。それだけ、薬剤師の派遣は他の職種の派遣に比べても好待遇といえます。もちろん、それだけ即戦力になり責任ある仕事を任されるということなのですが、現在薬剤師は不足傾向にあり、時給や給与の条件を良くして募集する傾向があります。しかし、これも6年制を経て薬剤師になる人達がこれから社会にどんどん出てくると、少し落ち着きをみせることも考えられます。
他のメリットとしては、自分のプライベートの計画が立てやすいということがあげられます。派遣薬剤師として一定期間働き、次の派遣先までは少し休憩して旅行計画を立てるようなこともできます。また家族がいる方は、しばらく家庭の時間を優先して、身体を休めたらまた働くというようなプランニングをすることもできます。さらには、派遣会社が派遣先の企業との間に入ることから、休む場合など要望を伝えやすいという面があります。派遣会社とよく相談の上、様々なことを決めていきましょう。
逆にデメリットとして考えられるのは、あくまでも派遣は派遣会社と派遣先の企業による契約なので、更新が突然されないなど、安定感の問題があります。さらには、まだまだ派遣という働き方への偏見がないとはいえませんので、派遣で経験を積んでいたとしても、所詮派遣での経験ではないか、という捉え方がされる可能性もあるのです。
そして、派遣薬剤師として働くということは、派遣会社の看板を背負って働くことになります。正社員やアルバイトは直接契約なので、仕事が嫌になって辞めても自己責任の範囲になりますが、派遣社員は契約中に辞めてしまった場合は派遣会社の信用問題に繋がりますので、そのような事は避けなくてはいけません。
派遣薬剤師のメリット・デメリットは、各個人の考え方次第でも大きく変わってきます。また、それぞれが置かれている家庭状況次第で、メリットがデメリットになることもあり、その反対ももちろんあります。いずれにしろ、働かないよりは薬剤師としての経験にも繋がりますし、それなりの収入が見込まれることは確かです。派遣薬剤師としての求人は非常に多くありますので、まずは派遣人材紹介サイトのHPを見てみると良いでしょう。
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